幸せホルモンオキシトシン鍼灸で分泌促進

最近、理由もなくイライラする。とか ちょっとした事で怒る。とか

人と喋ったりコミニケーションがめんどくさい。。。と思うことはありませんか?

一つでもあっハマった方は体内で分泌されるオキシトシンが。不足しているかもしれません

今回は鍼灸が  そのオキシトシン分泌に関与しているのではないか?という内容です。

 

オキシトシンの主な働きを5つ挙げていきます。

1つ目 出産時に大活躍:このオキシトシン、出産の時には頼りになる存在です。子宮の収縮を促して、赤ちゃんの出てくる手伝いをしてくれます

2つ目 授乳の味方:出産が終わって、授乳にも力を発揮します。乳房の筋肉を引きしめて、母乳をしっかりと出してくれます。

3つ目 愛情や信頼を構築:触れ合う事でオキシトシンの分泌が促されます。、親子やカップルの絆を強化してくれる働きがあります。

4つ目 リラックスの味方:ストレスがたまってきたときも、このオキシトシンが登場します。コルチゾールってやつ(ストレスホルモン)のおさえ役で、リラックス感をもたらしてくれるんだ。

5つ目 社交上手の手助け:コミュニケーションや社交スキルも向上させてくれるとも言われてます。

以上がオキシトシンの主な働きです。

 

鍼灸によってオキシトシンが分泌されるかについては、まだ研究が進行中であり、明確な結論が得られていない部分があります。

ただし、一部の研究や臨床報告において、鍼灸がオキシトシンの分泌に関与する可能性が示唆されています。オキシトシンは先ほどもお伝えしたとおり、愛情や結びつき、信頼の構築などに関連するホルモンとして知られています。

鍼灸によってオキシトシンが分泌される可能性についての考えられるメカニズムをご紹介していきます。:

鍼灸のリラックス効果:

鍼灸はリラックス効果をもたらすことが知られており、リラックスがオキシトシンの分泌を促進する可能性があります。特に、ストレスが低減し、リラックスした状態で鍼灸を受けることが、オキシトシンの分泌に寄与するとされています。

自律神経の調整:

鍼灸は自律神経系に影響を与え、交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があるとされています。副交感神経の優位な活動は、オキシトシンの分泌を促進する可能性があります。

鎮痛効果:

鍼灸が痛みの緩和に寄与することが知られており、痛みの軽減が心身の緊張をほぐし、それによってオキシトシンの分泌を促進する可能性が考えられます。

 

ただし、これらのメカニズムについての研究はまだ初期の段階であり、確定的な結論には至っていません。将来の研究によって、鍼灸とオキシトシン分泌の関連性についてより詳細な理解が得られることが期待されます。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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