頭痛薬効かない

【頭痛】頭痛に悩むビジネススーツの女性1

<INDEX>

1)一日中続く頭痛でお困りだったA様

2)頭痛をおこす病気

3)頭痛の原因ーA様の場合ー

4)頭痛でお困りだったA様の経過

 

 

1)一日中続く頭痛でお困りだったA様

 

A様は朝起きたときから仕事中や終わってからも一日中続く頭痛に悩まされいました。検査では異常がないといわれ、痛み止めを処方されていました。

最初のうちは痛み止めを服用すると頭痛が治まっていたので服用を続けていたのです。ところが痛み止めを服用しても頭痛がおこりはじめたので

 

整体やカイロプラクティックを受け、施術直後は少し楽になりましたがまたすぐに頭痛が出てきます。困ったA様は試したことのなかった鍼灸を受けてみようと当院にこられました。

 

2)頭痛をおこす病気

 

当院にはA様のように病院で検査を受けて異常がみられないといわれた方が多数来院されています。

頭痛は脳などの重大な病気でも起こりますので、まずは検査を受けられる方が安心ですね。

頭痛をおこす脳の病気には、くも膜下出血、脳動脈解離、脳腫瘍などがあります。

脳の病気ではありませんが日常的によく遭遇するものに副鼻腔炎による頭痛があります。

 

副鼻腔炎による頭痛は前頭部が痛くなったり、後頭部の頭と首の境目の場所がカチカチに硬くなってきて、首肩の凝りを改善したくて来院していたけども施術をしてもあまり改善しないか直後は楽になるけどすぐに元にもどる。そんな場合は病院で診てもらたら副鼻腔炎だったということも結構あります。

 

3)頭痛の原因ーA様の場合ー

 

A様のように最初のうちは痛み止めで頭痛が楽になっていたけど、そのうち効かなくなってきた。といった場合は改善するまでの時間も長くかかることが多いです。A様の頭痛は初回の施術後から少し軽くなった。とのことでしたがしばらくするとまた痛くなってくるということを繰り返しているうち、楽に感じる時間が少しずつ長くなっていきました。楽に感じる時間が半日~一日~2日~3日~1週間~。といった具合です。

 

これは頭痛に限らず腰痛や坐骨神経痛といった痛みを伴う場合や自律神経の乱れが原因でおこる場合も同じです。通常はこのようにして少しずつ改善していきますよ。

 

A様は後頭部から頭痛がおこり、ひどくなると頭全体が痛くなる状態でした。自覚的には首こり、肩こりはないとのことでしたが施術をさせていただくと首の動きの制限がありました。また胸椎の1番~9番くらいまでと、右手の動きも悪く、それらの動きをよくする施術をしました。当院の施術はぐいぐい押さえたり、揉んだりしない、脳の反射と物理の法則を応用した施術です。

 

A様のように首、肩がガチガチになっていても「凝っている」という自覚症状がなく頭痛やめまい、吐き気や息苦しさなどを感じる方もたくさんおられます。

 

最近つくづく思うことがあって、どんなに素晴らしい手技や施術も悪いところに当たらなければどれも同じだということ。既存の理論や方法に当てはめるのではなく、痛みや不調で困っている人の体を「ありのまま」見ていこうとするスタイルこそが当院の役割だと思っています。

 

4) 頭痛でお困りだったA様の経過

 

一日中続く頭痛に悩まされていたA様は初回から週に3回くらいのペースで来院されました。頭痛が改善されていくうちに週に2回から1回になり、計20回ほど通院されました。

 

A様の頭痛は20回の通院で改善されましたが、日常生活の負担が積み重なってくるとまた頭痛がおこるかもしれません。

 

残念ながらA様はそれから来院されませんが、当院では再発しないために負担がかかっている場所(動きの制限がある場所)とそのセルフケアを施術をしながらお伝えしています。生活の負担がいつも同じ場所にかかるといったらそうではありませんので定期的に施術を受けていただくと、より快適な状態がたもてるようになりますよ。歯医者さんで歯の治療を受けたら定期健診のお葉書がくるように、こまめに手入れを怠らなければ施術にかかる時間も費用も少なくてすみますよ。

一日中続く頭痛でお困りのA様 初回施術

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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