【長生きの秘訣】人生100年時代を快適に過ごす為のツボ。

 

<INDEX>

1)長生きの秘訣は足三里にあった

2)足三里の見つけ方と施灸方法の解説

 

1)長生きの秘訣は足三里にあった

結論から言うと足にある三里と言うツボに毎日お灸をすると長生きできると言うことです。

昭和の時代に発見された古文書によると、とても長生きした一族の話が記されていて当時は話題になったそうです。

江戸時代の「百姓万平一族」の記録によると、

とある百姓の万平おじいさんとその奥さんが240歳くらいまで長生きし、

その息子夫婦が190歳、孫夫婦が130歳を超え皆元気だった、

と古文書に残されています。

もちろん戸籍も不十分だった江戸時代の伝聞ですから

真偽のほどはわかりません。

この万平おじいさんが、長寿のお祝いと徳川家斉公に招かれた時に、

徳川公から長寿の秘訣を聞かれたところ、

「両足の三里に灸するのみ」と答えたそうです。

一族は、月の初旬の8日間、生涯にわたりお灸を続けたとのことですよ。

またこの話を身をもって示された方がおられます。

灸研究の第一人者で医学博士・医師の原志免太郎という方は毎日7壮年中怠りなく続行され104歳まで診察に当たられ、なんと108歳で亡くなられました。

 

2)足三里の見つけ方と施灸方法の解説

それでは実際に足三里にお灸をやってみましょう。

お灸を始める前にお灸の用意をしなければいけませんよね。

先ほどからお話しさせていただいたお灸は皮膚に直に据えるお灸です。

モグサと言う蓬の葉っぱを乾燥させて加工したものに火をつけていくわけですが一定の大きさに揃えて、テンポよくやって行こうとすると、なかなか難しいです。

そこで、コルクで出来たコースターであらかじめモグサを棒状に加工しておくとお灸の大きさや形を一定に保ち安いです。

108歳で亡くなられた原先生はお米一粒くらいの大きさのお灸を毎日7そうしていたそうです。

大体これくらいですね。慣れないうちはこの半分くらいの半米粒大くらいからやってみましょう。

足三里はむこうずねの外側を下から上にさすっていくと、骨にあたって止まる場所があるのですが、その場所から小指側に人差し指1本分だけ外側にあるくぼみになります。イタ気持ちいい程度に感じる場所が足3里です。

足3里は場所的にも自分でやりやすいところにあるので、セルフケアとしてやっていくのも続けやすいですね。

今回ご紹介させていただいた方法は続けていくと水膨れができて、その上からまた据えていくわけですが、

それをやっていくとお灸の後が残りますので、そんなこと別に気にしないよ。

という方意外はやめておいた方が良いです。

このような直に据えないタイプのものもありますが、万平さんも、原先生も直に据えるお灸をしていましたので

同じような結果を得たい場合は直に据える方法をやってみてください。

 

お灸のやり方やつぼの見つけ方は動画をご覧くださいね、

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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