美姿勢を手に入れるならこれ!背筋伸ばしの秘訣。

患者さんの施術をしていて気づいたことがあります。

特に女性の方に多いんですけど。。。腰とか背中が痛む症状で

施術後はすごく楽になるんだけど2、3日したらまた痛みが元通りになる方がおられました。

4回、5回と施術してもやっぱり痛くなるので、どうしてかなあと考えました。

それで、普段どのような体の使い方をしているかお聞きしたら

その方は立ち仕事が多くて、立っている時の姿勢はまっすぐするように意識している。

ということでした。

どうやら原因の一つはそれではないかと思い。背中をまっすぐにしようとするのをやめてください。

とお願いして、『代わりにある場所を伸ばすように」してもらいました。

するとどうでしょう。次回の施術からみるみる症状が改善していかれました。

その代わりになる方法とは一体どんなことをするのでしょうか?

それを今からお伝えしていきます。

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腰とか背中が痛い、肩こりの原因でよく言われるのが、悪い姿勢、猫背が思いつくと思います。

もちろん悪い姿勢が続くと偏った場所に疲れが溜まり、その部分に疲労が蓄積されてそれが痛みの原因になります。

ですから良い姿勢をキープすることは肩こりや腰痛を予防するには大事なことです。

なんですが

現場で施術をしながら患者さんとお話しをしていてよくあることなのですけど

最近、腰に痛みを感じるようになったので姿勢をよくしようと心がけています。という方は多いです。

実はそこに問題があるんですね。

大体の方は姿勢をよくしようとすると背筋をピンと張りますが。そのピンとハルこと自体で痛めているんですよ。

要するに姿勢をよくしようとしすぎるがあまり、背中や腰に変な力、余分な力がかかりすぎて痛くなるんです。

それじゃあ

姿勢よくできない・・・。とあきらめないでください。

(模型を出す)

背筋を伸ばす時に意識する場所は背中ではなくて「ここ」

胸骨という骨です。ここがピーっと上に引き上げられていくイメージで動かしてもらうと。。。

どうでしょう

背筋をピンとはるイメージで背中を伸ばした時と同じ結果になりませんか?

実は意識を向ける場所を変えるだけで余分な力を入れずに済むようになるんです。

姿勢を良くしようとしすぎて力が入りすぎてしまう方はぜひお試しくださいね。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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