【肘痛】上腕骨外側上顆炎が改善しないときはココが原因

結論から言うと、上腕骨外側上顆炎がなかなか改善しないときは反対側の曲げる側が原因になっていることが多いです。

当院に来られる方で、その方は育児中で赤ちゃんを抱き上げた時に、肘の外側が痛む症状の方おられました。

こういう場合よくしがちなのが痛む、こちら側(肘触る仕草)ばかりに気を取られてしまうことです。

もちろん痛いから痛い側を何かして(例えば湿布をハルとか)してしまいたくなりますけど

それではなかなかよくならないことが多いです。

この方もそうですが赤ちゃんを抱き上げた時に痛いということは、その時に一番働いている筋肉も関係しているとは思いませんか。

そうなんです。

こっちの曲げる側です。こっちの疲れが溜まってくると肘関節の屈伸のバランスが悪くなってきて、痛みはたまたまこっちの外側に出ているだけなんです。

私も駆け出しの頃は、この外側ばかりにきを取られていてなかなか、改善しないことも多かったのですが、このことに気がついてからかなり早い段階で結果を出すことができるようになりました。

 

セルフケアは動画を参考にしてください。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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