頚椎ヘルニアを放置するとどうなる?予防と治療のポイント。

頸椎ヘルニアでお悩みの方々には、本当につらい思いをされていることと理解しています。

首や肩の痛み、手のしびれや痛み、動かすときにカクッとかゴリゴリという音が出ることなど、生活の質に影響を与える症状がたくさんありますよね。

また、頸椎ヘルニアで悩むことで、普段の仕事や家事などが十分にこなせない状況に陥っていることも想像できます。

自分が普段当たり前に行っていることが、こんなにも辛いものだと気づかされますね。

頸椎ヘルニアの症状を我慢して放置することには、様々なリスクが伴います。まず、痛みやしびれなどの症状が悪化する可能性があります。

放置することで神経の圧迫が進み、手足の動きにも支障が出てくる場合があります。

また、頸椎ヘルニアは、首や腕などの機能障害だけでなく、頭痛やめまい、吐き気や耳鳴りなどの症状を引き起こすこともあります。

これらの症状が放置されると、生活の質が低下し、ストレスや不安を引き起こす原因にもなります。

更に、放置することで、神経に永久的な損傷を引き起こす可能性もあります。神経が損傷を受けると、手足の感覚や動きに障害が残る場合があり、生活に大きな支障をきたすことになります。

そんなことになる前にきっちり治療しなければいけませんよね。

頸椎ヘルニアの治療は病院では痛みの緩和や神経圧迫の軽減を目的として病院では投薬や牽引などの物理療法が行われますが、それではあまり症状が改善していかないということで、当院のような施術所を利用される方もたくさんおられます。

同じ頸椎ヘルニアでも人によって負担がかかっている場所が違っていたりするのでそれらを細かく対応していけるのが施術所の強みです。

また、頸椎ヘルニアの症状の改善していくのには生活習慣の改善が必要なことも多いからです。

長時間のデスクワークやスマホなどの画面を見る時間が長い人は、姿勢を正しく保つことや、定期的なストレッチや運動を行うことが大切になってきますので後ほどご紹介するセルフケアを参考にしてくださいね。

コチラは当院の症例になります。肩こりがひどくなってきて背中や腕も痛くなってきたので病院で診てもらったら頸椎ヘルニアの診断を受けた方です。

この方は首はもちろんガチガチに固まっていましたが前腕や手の部分も相当負担がかかっておられました。首はあまり触ってもらいたくないとのことで初回の施術は手や前腕の負担を除く施術をしましたが、それだけで首や肩もものすごく軽くなったとおっしゃられていました。

このことからわかることは、頸椎ヘルニアだからと言って頸椎のヘルニアが出ているところだけ施術しても効果が出にくい事がわかりますよね。

それでは今からセルフケアをやっていきましょう。

セルフケアは動画をご覧くださいね。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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