痛みを見逃すと治癒が遠のく:運動のし過ぎによる症状を理解しない人の問題点

 

オーバーユース、つまり使い過ぎによる怪我は、初めに動き始めたときだけ痛みを感じ、その後しだいに痛みがなくなるという特徴があります。

これは、身体が動くことで筋肉や関節が温まり、一時的に痛みを感じにくくなるためです。しかし、この現象があるために、自分の症状が実は運動のし過ぎによって引き起こされていることを理解できない人が多くいます。その結果、痛みがなくなったと勘違いし、休息を取らずに運動を続けてしまいます。

これにより、症状がなかなか改善せず、場合によっては悪化することもあります。痛みは身体からの警告サインであり、無視してはいけません。たとえ動いている間に痛みを感じなくなったとしても、その原因を正しく理解し、適切な休息や治療を行うことが重要です。

そうしなければ、慢性的な問題やさらに深刻な怪我につながる可能性があります。自分の身体の声に耳を傾け、症状の原因をしっかりと把握することで、早期回復と健康な身体を維持することができます。

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