胸郭出口症候群から解放される方法!原因と対処法を完全解説。

 

頚椎の問題がなくて腕や手のの痛みやしびれがあったり、指先が冷たく感じたりする場合は胸郭出口症候群による症状かもしれません。

今回はその胸郭出口症候群についてお話しさせていただきます。セルフケアもお伝えしますので最後までご覧くださいね。

胸郭出口症候群は、上腕や肩の運動や感覚に深くかかわる神経や動脈が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどの症状が現れます。

そして胸郭出口症候群は、神経の圧迫部位によって ・ 斜角筋(しゃかくきん)症候群・ 肋鎖(ろくさ)症候群・ 小胸筋(しょうきょうきん)症候群とそれぞれ別の病名があります。

原因はさまざまありますが

  • 事故や外傷などの影響による身体の変形
  • 過度の筋力トレーニングによる筋肉の増強
  • 長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業による姿勢の悪化
  • 重い荷物を持ち続けたり、肩にかけたりすることによる負荷の増加
  • 先天的な骨格の異常や筋肉の発達不全

によって発症すると考えられます。

これらを放置するリスクを6つ上げていきます。

  • 神経や血管が損傷する可能性がある
  • 筋力の低下や萎縮が起こる可能性がある
  • 関節の可動域が制限される可能性がある
  • 慢性的な痛みやしびれ、不快感を引き起こす可能性がある
  • 活動制限や日常生活の制限が強くなる可能性がある
  • 精神的な負担が増し、ストレスや不安を引き起こす可能性がある

このような重大なリスクが生じる前に解決に向けて対策をしていきましょう。

まずは、先ほどお伝えした原因になる要素をなるべく排除していきましょう

例えば、筋トレやスポーツによるオーバーワークが原因であれば、症状が出ている間はしばらく体を休めせてあげましょう。

また胸郭出口症候群でお困りの方は長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業による姿勢の悪化で猫背になっている人も多いです。

今回お伝えするのはその猫背を改善するセルフケアです。

それではやっていきましょう。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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