眼精疲労は目を酷使することで、目そのものに症状が現れます。
原因はもちろん目にある場合と体のどこかの異常によって現れている場合があります。
目の周りには眼球や瞼動かす筋肉があり、頭を支えている首や肩の筋肉とも連動しています。
細かい作業を集中して行うと、その目の周りの筋肉が緊張して、目の疲れを感じたり、しょぼしょぼしたりします。
さらに集中して瞬きが減ると目が乾燥して眼精披露に繋がり目の周りの筋肉が固まると、首や肩の筋肉も固まって肩こりや頭痛も引き起こします。
パソコンやスマートフォンの画面を近距離で長時間、見続けたときも同様です。
東洋医学の考え方では、目は肝経という経絡によって肝臓と繋がっています。このことを、東洋医学では緩和目に穴を開くと表現します。つまり、目は、肝が外界に開いた窓です。肝の状態が目に現れるのです。つまり眼精疲労は肝の出したサインの一つ。と言えます。
ですから、目の疲れを取るには目に刺激を与えるだけでなく、目の周りを刺激することで、肝経にも働きかけることができます。
セルフケアは動画を参考にしてくださいね。
このページの作成者について
著者:和田俊二
~略歴~
早稲田摂陵高校~明治東洋医学院
業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。
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