坐骨神経痛の原因 ― Y様の場合 ―

坐骨神経痛の原因,

<INDEX>

1)坐骨神経痛の原因

2)坐骨神経痛の保存的な療法

3)坐骨神経痛の手術

4)Y様の坐骨神経痛の原因はどこにあったか?

5)Y様の坐骨神経痛がどうなったか。

 

 

1)坐骨神経痛の原因

赤穂市在住のY様は腰~お尻~ふとももの裏~ふくらはぎが痛くなって病院で検査をしてもらいました。X線で骨には異常がないとのことで痛み止めが処方され、1日3回服用していましたが。やはり痛みは和らぎません。整骨院にも1ケ月くらい行きましたが同じ状態が続くので当院に来られました。

 

Y様のように検査をしても異常がみつからないという場合も多いのですが、原因がはっきりしている場合もあります。

 

坐骨神経痛を起こすものでよくみられるのが椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症などがあります。

原因がはっきりしている場合はそれに対する処置がおこなわれますが

 

いずれにしても最初は痛み止めで様子をみるということが一般的です。

 

2)坐骨神経痛の保存的な療法

 

マイクロ波、ホットパック、遠赤外線、等の温熱療法

低周波、干渉波等の電気療法。腰椎牽引、マッサージ、ストレッチ

トリガーポイント注射、ブロック注射などがあります。

 

3)坐骨神経痛の手術

 

昔のヘルニアの手術痕を拝見するとかなり広範囲にメスの後がみられる事もありますが、

現在では低侵襲で入院日数も短期間で済むようになってきているみたいですね。

当院に来院される方の中には日帰り可能なレーザーによる手術を受けた方もおられます。

日帰りと聞くと魅力的ではありますが1回目なんと100万円以上かかるそうです。(汗)。

 

Y様を含め当院に来られる方は手術が適応ではないと判断されて、病院や整骨院で保存療法をしているが楽にならない…。とお困りの方が来院されます。

 

4)Y様の坐骨神経痛の原因はどこにあったか?

 

Y様に限らず、一口に坐骨神経痛といっても原因は人それぞれ違っていて複雑に絡みあった糸のようになっています。

 

一般的な整体や鍼灸は腰椎やその周辺の軟部組織、梨状筋といった臀部の筋肉にその原因を求め施術がおこなわれる場合が多いようです。わたしも昔はそうでした…。

 

もちろんそれでどんどん改善されていく場合もありますが、それだけでは改善しない場合もあります。

 

Y様の場合は頸部、腹部、股関節、足関節などにも問題がありました。

 

当院の施術はどのようなお悩みに対しても、最初は頭の先から足の先までどの部分に負担がかかっているのか?をチェックしながら施術をしていきます。

 

自分では気づいていない部分に原因があることも多いですよ。

 

5)Y様の坐骨神経痛がどうなったか。

 

・初回来院時は歩行もペンギンさんのようにちょっとずつしかなかった歩幅もスムーズに歩けるようになりました。

・ベッドでの寝返りもスムーズになりました。

・一日3回服用していた痛み止めが必要なくなった。などです。

 

 

Y様のように糖尿病の薬を長期にわたって服用されている場合や心臓疾患がある方の場合、または自律神経にダメージがある方は、そうでない方と比べると結果が得られるまでに時間がかかることが多いです。

時間がかかるとは、例えば10回の施術で得られる結果が20回の施術が必要だということです。

 

 

坐骨神経痛で来院されたY様のビフォーアフター

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

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