腰痛立っていると腰が痛くなる

<INDEX>

1)立っていると腰が痛くなる赤穂市在住E様のお悩み

2)立位時の姿勢を保つ筋肉

3)立位での体の歪み方

4)腰痛になりやすい環境

5) E様の経過

 

1)立っていると腰が痛くなる赤穂市在住E様のお悩み

E様は仕事で立っていることが多く時間が経つとかなりツラクなってきます。最近はそれがひどくなり、朝の朝礼の時間でさえたっていられないくらいの腰痛で困っているとのお悩みでした。

 

2)立位時の姿勢を保つ筋肉

重力に対して立位を保持する筋肉は抗重力筋と言います。主な抗重力筋は、僧帽筋・脊柱起立筋・腹直筋・腸腰筋・大殿筋・大腿四頭筋・下腿三頭筋などです。E様は立っていると腰が痛くなってくるので抗重力筋のどれかが関係しているのでしょうか?

上記の筋肉だと脊柱起立筋・腹直筋・腸腰筋・大殿筋などが腰部に関係する筋肉です。ではこれらの筋肉をもみほぐしたり、鍼をしたり、ストレッチするとE様の腰痛は改善にむかうと思いますか?

もちろん楽になり改善するときもあります。

でも、それだけではやってもらった後は楽なんだけどな~。しばらくするとやっぱり痛いという場合もけっこうあります。

それはこの筋肉に負担のかかる原因が他にもあるからです。

 

3)立位での体の歪み方

立っている姿勢を維持しようとすると抗重力筋に負担がかかりやすいのですが、その人の体がゆがんでいる場合はどうなるでしょうか。体の歪み方によっては抗重力筋以外の筋肉にも負担がかかります。

体の歪み方も色々あって体を正面から見た時に左右の方向にに歪んでいる場合(こちらの記事も参考にしてください。腰痛の原因は姿勢なのか)や体を横から見た時に前後の方向にに歪んでいる場合、両者の複合している場合があります。

E様の場合は左右の方向に歪んでいました。一見すると骨盤の歪みが原因で左右の方向にゆがんでいるように見えたのですが施術をしていると右の足首の動きがとても制限されていたので右足首がカチカチですねとお伝えすると、そういえば学生時代はバスケットボールをしていて捻挫をするときは決まって右側でした。とおしゃられていました。このように過去の外傷や日常生活の負担をお聞きすることで施術のヒントがもらえることが多いです。

 

4)腰痛になりやすい環境

E様は仕事で魚をさばくことが多く厨房に長い間立っていると体が冷えてきて腰痛がでてくるそうです。立ったままの姿勢が長時間続く方や、座ったままの姿勢が長時間続く方はご自分の体のどの部分に負担がかかりやすいかを知っておくことで腰痛の予防や再発を防ぐこともできるでしょう。巷に溢れている「腰痛ストレッチ」なども悪いところに対してしないとあまり効果はきたいできません。当院では施術をしながらその人の体の使い方のクセや負担のかかっている場所がわかったところでセルフケアやストレッチを指導しますので、人によってはそれだけでみるみるうちに改善していく方もおられます。

 

5)E様の経過

E様は初回の施術後はほとんど変化がなくてお帰りになられるときも腰を辛そうにされていました。2回目の施術に来られたときはまだ立っているのが辛いので朝礼も椅子に座らせてもらって受けています。とおっしゃられていました。お伝えしたセルフケアはお家で出来ていますかとおききすると、あまりやっていませんとのご返事でしたのでセルフケアの重要性をもう一度お伝えしました。施術をしている時以外の時間をどうやってすごすかで改善するスピードも違ってきます。凄く簡単な運動でもきっちりやれば結果はついてきます。その後E様は3回目の施術に来られた時に、セルフケアも時間があればするようにしたら立っていても腰痛が軽減しました。と喜んでおられました。

 

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴30年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。