病院で検査しても異常なし...。喉の異物感?ヒステリー球
喉に異物感、圧迫感、閉塞感を感じ、何か飲み込む時にひかかった感じがするので病院で検査をしてもらっても「異常がないですよ」と言われお困りの方はいませんか?
この症状は「ヒステリー球」「咽頭神経症」」「咽喉頭異常感症」等と言われます。異常がないのに症状があるのでどうすればいいのかわからないと不安でたまらずに途方に暮れてあきらめていませんか?
東洋医学では「梅核気」「咽中炙臠いんちゅうしゃれん」といって、気のめぐりが悪くなり喉のところで滯っていると考えます。強いストレスを受けたり、精神的な緊張状態が続くと自律神経のバランスが乱れて、交感神経がはたらき過ぎるとこのような喉のつまった感じの症状が現れます。
鍼灸治療では「理気解鬱」=気のめぐりをよくし鬱を解くために「天突」「膻中」「内関」「合谷」等のツボを使います。
また、上部頚椎や骨盤の歪みがあると自律神経のバランスが乱れやすくなりますので体の歪みからくるストレスよっても「ヒステリー球」の症状が現れることもあります。肩こりや腰痛の治療をすることも「ヒステリー球」を改善するのには大事な事です。
金匱要略という古医書に「咽中炙臠いんちゅうしゃれん」や「半夏厚朴湯」という漢方処方の記載があります。古代の人々もストレスによってヒステリー球の症状が出ていた事がわかります。
環境の変化や職場や学校でのストレスなどで「喉のつまった感じ」があるけど病院の検査で異常がないといわれてお困りの方は、当院の施術で自律神経のバランスを整えることで症状が改善する事が期待できます。
このページの作成者について
著者:和田俊二
~略歴~
早稲田摂陵高校~明治東洋医学院
業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。
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