胃のむかつき・吐き気を改善する方法

 

今回お伝えするお話は胃がムカムカした時の対処法についてです。

初めにお断りしておきたいことがあります。今からお伝えする内容は胃がムカムカして病院で検査をしてもらっても特に異常はない。と言われた方にご参考にしていただきたい内容となっております。

まず最初に理論的な説明をさせていただいてからセルフケアのやり方について解説していきます。

検査で異常なしの胃のムカムカは背骨の歪みが原因かもしれません。

実は当院に来院された方で朝になると胃がムカムカして気分が悪い、無理して食べると吐いてしまうという症状でお悩みの方が背骨のゆがみが改善することで胃のムカムカも改善したことが多数あるからです。

なぜ背骨の歪みがよくなると胃がムカムカするのがよくなるのかというと、背骨の横には自律神経のうちの交感神経が通っています。

背骨が歪んでくると周りのも固くなってしまって交感神経も圧迫されるなどして正常な信号を臓器に送れなくなってしまうからです。背骨の状態が良くなると自律神経神経の良くなっていく。ということなんです

それでは今から脊骨の動きを良くするセルフケアをやっていきます。

セルフケア

猫のポーズ
この様に四つ這いになっていただきます。
両手は肩の真下に置き、膝は股関節の真下に置きます。

脊骨をできるだけ反らせて視線は天井へ向けます。(約5秒間)

次に背骨をできるだけ丸めていきます。額をお腹に近づけていきます。

これを10回繰り返します。

 

広背筋ストレッチ

今度はこのままで前腕をくっつけたまま手の平を上に向けます。

お尻は踵に近つけながら腰を丸め胸はそらします。このまま30秒〜60秒間ストレッチを行います。15秒間休んだらまたストレッチを行います。これを3回くらいします。

胸椎回旋

手で肋骨を包む様に持ちます。そのまま反対の方向へ回旋させます。下から4箇所くらいできると思いますので10回ずつ行ってください。このセルフケアは座ってやった方が効果的です。立位でもできますが股関節も一緒に動いてしまいますので効果がすくななります。

セルフケアは痛くない範囲で、反動をつけずに行ってみてくださいね。

 

最後に当院の患者様の症例をご紹介させていただきます。

初回はかなり体が歪んでいましたがアフターは4回目に来られた時の状態です。

この方も当院で施術を受けた後、自宅では先ほどお伝えしたセルフケアをされました。

この方は3回目が終わったくらいから、胃のムカムカが気にならなくなり食事も普通に摂れる様になりました。当院に来られる前はいつ吐き気が起こるか分からないので常にビニール袋を持ち歩いていたそうですが、もういらなくなった。と喜んでいただきました。

今回は胃がムカムカした時の対処方をお伝えさせていただきました。

実際このセルフケアをやってみても、あまり変化ないな。という方はもちろん最初はお近くの病院に行かれて診てもらわれた方が良いと思います。次に検査で異常がないよ。という方はお近くの施術所にご相談されてください。当院も兵庫県赤穂市と言うところで営業していますのでお近くの方はご来院をお待ちしています。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

和田はり灸院