3年間の不妊治療を経て体外受精で妊娠された方。

4195035_s

 

主訴 不妊症(赤ちゃんができない)。

32歳 女性

・タイミング法を試してみたが良い結果がでなかった。
・人工授精を試してみたが良い結果がでなかった。
・体外受精を試してみたが良い結果がでなかった。
・1ケ月後に5回目の体外受精を控えている。

初回からの経過
当院併設の漢方薬店の子宝チラシをご家族の方がみて教えてくれたとの事でご予約をいただく。
初回のカウンセリング時に次回の体外受精が1ケ月後だということをお聞きし、この際だからキッチリと体の準備を整えてから体外受精をしてはいかがですか?とご提案させていただく。
ここで体の準備とは妊娠しやすい体を作っていくということで鍼灸や整体、漢方をはじめてもすぐに効果が出始めるわけではなく細胞のターンオーバーのことなどを考えると体質が変わるまでには3~6ケ月かかるということ。
本症例の場合は1ケ月と期間が短いので体つくりの提案をさせていただいた。2~3日後にお電話をいただき1ケ月後の体外受精をキャンセルし体作りを始めるご予約をいただく。鍼灸を週に1回と漢方(タンポポ茶と松康泉)の服用を6ケ月間きっちりと続けられ見事に待望の第1子を妊娠。妊娠後も鍼灸と漢方を続けられ出産の1週間前までご来院いただきました。本症例のお客様は第2子のご出産のときも当院をご利用いただき妊娠、出産されました。

本症例の考察
子宮筋腫の手術の既往などがある場合は自然妊娠を望む場合でも子宮筋腫の再発するリスクなどを考えると術後にできるだけ早く妊娠できた方が良い。施術所であっても医療機関と連携あるいは併用をおすすめすることが良いと考える。

*施術効果には個人差があります。

本症例のお客様からお手紙をいただきました。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴31年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

和田はり灸院