子宝相談3「卵巣年齢が高いとは?」

私は、現在39歳で不妊治療のためクリニックに通っています。不妊治療は何歳まで出来ますか?またクリニックで卵巣年齢が高いと言われました。どういうことでしょうか?教えて下さい。

妊娠に適した年齢は20歳から35歳くらいと言われています。妊娠率は40代になるとぐんと下がり、更に40代後半になると極めて低くなると言われています。しかし当院では子宝相談でご来店される方が最近増えていますが、ご相談に来られる方は35歳~45歳くらいの方が多いです。40代の方の妊娠されたお喜びの声も多数聞いています。ただし妊娠しやすい身体つくりは、早いに越したことはありません。
また卵巣年齢検査(AMH)についてですが、以下のように考えています。
そもそもAMHとは卵巣の中にあるこれから育っていく卵胞から分泌されるホルモンです。原始卵胞(卵巣の中にある、まだ育っていない卵胞)が少なくなってくると、AMHの値が低くなります。つまりAMH値が高いとこれから育つ卵胞が、卵巣内にまだまだたくさんある状態。値が低いと卵胞が少なくなってきている状態ということです。
ただ、卵子の質は別問題で、AMHが低いからいい卵子が取れないというわけではありません。(あくまでも数がたくさん取れないというだけです)
数は少なくても、良質な卵子ができれば十分妊娠出来る可能性はありますよ。
病院で検査をすることが必要な場合はよくありますが、不妊治療に専念することが必ずしも妊娠しやすい身体つくりになるとは限りません。当店では、ホルモンバランスを整える漢方と普段の生活習慣の中で、「冷え」「ストレス」「睡眠不足」にならないための生活習慣をセルフチェックして頂き、体にやさしい温灸療法なども取り入れながらカウンセリングを行っています。
あきらめないで下さいね、あなたの大切な赤ちゃんを。一人で悩まないで、ご相談下さいね。

和田はり灸院