歩いている時や立っている時など、足底に体重が乗ると、足の付け根の熱感、灼熱感、ピリピリとしたシビレ、砂や豆を踏んでいるような感覚などの症状が出る病気をモートン病と言います。
今回はモートン病についてお話しさせていただきます。動画の最後の方でモートン病のセルフケアもお伝えしますので最後までご覧くださいね。
モートン病の原因は、足の指の神経が圧迫されることによる神経障害です。具体的には、足の指の間にある神経が、骨や靴の摩擦、あるいは外傷などによって圧迫されることで、炎症や腫れを引き起こし、痛みやしびれを感じるようになります。また、高いかかとの靴を履くなど、足に負担がかかることで症状が悪化することがあります。
モートン病を放置すると生じる可能性があるリスクの一例上げていきます。
- 痛みやしびれが悪化し、日常生活に支障をきたす。
- 足の形が変形し、歩行に影響を与える。
- 足の指の動きが制限される。
- 他の部位に痛みや不調を引き起こすことがある。
- 慢性的な痛みによる精神的な負担や睡眠障害など、心身に悪影響を与える。
- 痛みの軽減に痛み止めを長期的に服用することで、副作用や依存症のリスクがある。
- 手術が必要になる場合もあり、手術に伴うリスクや回復期間が必要となる。
- 治療を受けずに症状が放置されると、回復までの期間が長引いたり、症状が悪化する可能性がある。
このようにならないためにどのようなことをすれば良いでしょうか?
解決策を上げていきます。
- 正しい靴選びをすることで、足の負担を軽減する。
- モートン病用の特殊なインソールを使用することで、足の負担を軽減し、痛みを和らげる。
- 炎症を抑えるための炎症止めを服用する。
- マッサージやストレッチなどのリハビリテーションを受けることで、筋肉の緊張を緩和し、痛みを和らげる。
- エクササイズや運動療法を行うことで、筋力を増強し、負担を軽減する。
- 手術が必要な場合は、神経を圧迫している部分を切除する手術を行うことで、症状を改善することができる。
それでは解決策の一つとして今からセルフケアをやっていきましょう。
このページの作成者について
著者:和田俊二
~略歴~
早稲田摂陵高校~明治東洋医学院
業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。
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和田はり灸院でございます。