【膝痛対策】膝関節に負担をかけない方法。

膝関節の痛みでお悩みの方には、本当に辛い思いをされていることと思います。

痛みがあると、普段の生活にも支障が出てしまい、何をするにも気を遣うことが多くなってしまいますよね。

例えば、階段を上り下りする時に膝を曲げるのがつらい、長時間立ちっぱなしでいると膝が痛くなる、椅子に座るときに膝を曲げると痛みが走るなど、普段の生活の中で膝に負荷がかかる状況に遭遇するたびに、痛みや不快感に悩まされることでしょう。

また、痛みが続いていると、気分的にも落ち込んでしまうことがあります。

自分でできることが限られてしまい、制限された生活を送ることがつらくなってしまうかもしれません。そういった気持ちも、よくわかります。

しかし、膝関節の痛みを改善するには幾つかの方法があります。

今回はその中のひとつである、膝に負荷のかからない体の使い方をお話しさせていただきます。

今からお伝えすることを実践して膝関節の痛みを改善し、より健康的な生活を送れるようになりましょう。

膝関節は、身体の重要な関節の一つであり、日常的に多くの負荷を受けています。そのため、膝に負荷のかからない体の使い方を理解することは、健康的な生活を送る上で非常に重要です。

以下に、膝関節に負荷のかからない体の使い方をまとめてみました。

1歩行や走行時の姿勢を正しく保つ

正しい姿勢を保つことは、膝関節にかかる負荷を軽減するために非常に重要です。立っているときには、足の幅は肩幅ぐらいにして、背中をまっすぐにして、お腹を引き締めるようにします。歩行や走行時には、腕を振りながら、足を前に出して踏み出し、着地の際には足の裏全体で着地するようにします。また、膝を曲げずに歩くことも大切です。

2ストレッチや筋力トレーニングを行う 

筋肉が弱いと、膝関節にかかる負荷が増えることがあります。そのため、膝に負荷のかからない体の使い方をするためには、スクワットやレッグプレスなどの筋力トレーニングを行うことが大切です。また、ストレッチを行うことで、筋肉を柔らかくして、膝にかかる負荷を軽減することもできます。

3足の裏の使い方に注意する  

足の裏には、踵、外側、内側、つま先の4つの部分があります。歩行や走行時には、足の裏全体で着地するようにすることで、膝にかかる負荷を分散することができます。また、踵からつま先にかけての外側を意識して着地することで、内側にかかる負荷を軽減することができます。

4階段の上り下りに注意する 

階段の上り下りは、膝に大きな負荷がかかるため、注意が必要です。階段を上るときには、足をしっかりとつけ、膝を曲げずに上がるようにします。階段を下るときには、踵を地面にしっかりつけ、足を前に出して着地するようにします。また、手すりを使って支えながら上り下りすることも、膝にかかる負荷を軽減するために効果的です。

5靴の選び方に注意する 

靴の選び方も、膝に負荷をかけないためには重要です。適切な靴を選ぶためには、以下の点に注意しましょう。

・足の形に合わせたサイズを選ぶ

・足の裏をしっかりと支える靴を選ぶ

・クッション性の高い靴を選ぶ

・かかとの部分が安定している靴を選ぶ

6長時間座り続けない 

長時間座り続けることは、膝にかかる負荷を増加させることがあります。そのため、できるだけ立ち上がって歩くように心がけましょう。また、座っているときには、膝を曲げずに足を伸ばすようにすることで、膝にかかる負荷を軽減することができます。

7体重をコントロールする

体重が過剰に増えると、膝にかかる負荷が増加することがあります。そのため、健康的な体重を維持するために、バランスの良い食生活や適度な運動を行うように心がけましょう。

以上が、膝に負荷のかからない体の使い方のポイントです。膝関節は、身体の重要な部位の一つであり、健康的な生活を送るためには、適切なケアが必要です。これらのポイントを意識して、膝に負荷のかからない体の使い方を心がけましょう。

このページの作成者について

著者:和田俊二

~略歴~

早稲田摂陵高校~明治東洋医学院

業界歴33年。学生生活最後の年に交通事故に遭い大怪我をした経験があり、患者の立場になってみて、今まで以上に「結果の出せる施術」を追求する。交通事故の経験は痛みを感じにくい動作やセルフケアの研究につながる。漢方薬店を併設し東洋医学のトータルケアが可能な施術所を設立。思考錯誤を繰り返し開発した「スイッチ鍼法」は特許庁より商標登録の許可を受ける。

和田はり灸院